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密陀彩絵箱(みつださいえのはこ)

2016.10.05 /

日本の油彩絵画技法の一つである”密陀絵”で描かれた収納箱。正倉院にはいくつか保管されているが、木製黒漆塗りでどれも全体に油をかけて仕上げられており、表面には光沢がある。図柄も様々で、大きな鳳凰を取り囲む花枝や、雲、蝶、怪鳥などの文様が、顔料、金箔等を用いて彩色豊かに描かれている。